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【応用情報技術者】フールプルーフとは何か

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●フールプルーフとは
誤操作をさせない、また、誤操作しても問題が起きないように設計する考え方。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度秋期/平成30年度秋期

フールプルーフの説明

フールプルーフとは、誤操作をさせない、また、誤操作しても問題が起きないように設計する考え方です。

蓋を閉めないと動かない洗濯機や倒したら消える電気ストーブがフールプルーフの例です。

ちなみに、蓋を閉めないと動かない洗濯機のように、特定の条件を満たさないと動かないようにする仕組みをインタロックと言います。

【応用情報技術者】インタロックとは何か ●インタロックとは 特定の条件を満たさないと装置が動かないようにする仕組み。 ●出題された回(平成29年度春期以降) ...

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和3年度秋期問13

信頼性設計においてフールプルーフを実現する仕組みの一つであるインタロックの例として、適切なものはどれか。

ア ある機械が故障したとき、それを停止させて代替の機械に自動的に切り替える仕組み

イ ある条件下では、特定の人間だけが、システムを利用することを可能にする仕組み

ウ システムの一部に不具合が生じたとき、その部分を停止させて機能を縮小してシステムを稼働し続ける仕組み

エ 動作中の機械から一定の範囲内に人間が立ち入ったことをセンサが感知したとき、機械の動作を停止させる仕組み

正解と解説

正解は”エ”
人間がやらかしても問題が起きないようにするのがフールプルーフです。よって、”エ”が正解です。

ちなみに、
ア:フォールトトレランスを実現するフェールオーバ
イ:フェールセーフを実現するアクセス制御
ウ:フェースソフトを実現するフォールバック

応用情報技術者 午前試験
平成30年度秋期問48

安全性や信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。

[方針]
不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプログラムに比べて、より多く、データチェックの機能を組み込む。プログラムが処理できるデータの前提条件を文書に書いておくだけでなく、プログラムについても前提条件を満たしていないデータが入力されたときは、エラーメッセージを表示して再入力を促すようなものとする。

ア フールプルーフ        イ フェールセーフ
ウ フェールソフト        エ フォールトトレランス

正解と解説

正解は”ア”
誤操作をさせないようにするのがフールプルーフです。よって、”ア”が正解です。